2016年 7月 の投稿一覧

調節性内斜視の原因・手術や治療法[幼児~大人まで]

私は夫が調節性内斜視を持っておりレーシックで眼位の改善をしたことからこのサイトを立ち上げましたが、これまで調節性内斜視について調べてきたことをここにまとめておきます。

私はお医者さんでもなんでもありませんが、できる限り信頼できるデータ(政府発表のものや病院のサイトの内容)を集めてわかりやすく解説していきたいと思います。

調節性内斜視は幼児期に発症するケースが多く、早期の治療がとても重要になる病気です。

自分のお子さんが調節性内斜視になってしまって心配で仕方のない親御さんもいると思いますが、正しい知識と治療法を知ってほしいと思います。

また、大人になってからの調節性内斜視の対処法についても、実際に調節性内斜視であった夫(30歳)の経験をふまえてご紹介していきますので参考にしてください。

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遠視のレーシックで内斜視は治りますか?

今回夫は、遠視による内斜視を改善するためにレーシックをおこないました。

そこで一番気になるのがやはり「レーシックで内斜視は治るのか」ということ。

実際に柳津あおやま眼科クリニックの青山勝先生に聞いてみました。

レーシックで内斜視は治る(眼位の改善はする)のか

この質問にははっきり「治ります」という返事はありませんでした。

ただレーシックをおこなうことで角膜が削られ、コンタクトやメガネをしているときと同じような状態になる、とのことでした。

夫の内斜視は遠視が原因でおこる、「調節性内斜視」というもの。

調節性内斜視は、メガネやコンタクトで遠視を矯正することで眼位が改善する人が多く、夫もそのひとりでした。

プリズム効果のあるメガネをしている人だと角膜を削るだけではメガネと同じ効果は得られませんが、普段かた普通のメガネやコンタクトで眼位を矯正している人にはレーシック手術は効果的と言えます。

それは、実際に夫がレーシックを受けて眼位の改善に成功したからです。

遠視のレーシックは難しい

遠視のレーシックは近視のレーシックとは角膜を削る場所が違います。

横から見て、近視の場合は先っちょを削ります。

レーシック 近視で削る場所のイラスト

先を削るだけならそこまで難しくなさそうだなと思えます。

それに対し遠視のレーシックではここを削ります。

遠視のレーシックで傷る場所のイラスト

黒目の周りをぐるーっと一周削ります。

(絵が雑でごめんなさい^^;)

同じ角膜の量を削るのだとしても、高度な技術が必要になりそうな感じがします。

難しい手術なので遠視でのレーシックを受け入れているクリニックはかなり少ないと思います。

実際に、夫は品川近視クリニックでレーシックを断られてしまいました。

‹リンク›品川近視クリニック名古屋院の評判はどう?無料検査に行ってみた感想

 

これは近視のレーシックに比べて手術が難しく、リスクも高まると考えられたのかもしれません。

青山先生のところでは何も問題ないような感じで、「角膜もしかりあるので手術はできますよ~」とおっしゃってくれました。

 

ネットを調べていて、レーシック手術の後遺症で斜視になったという人を見かけましたが、そういう方は遠視のレーシック手術をすればいいのではないかと勝手に推測しています。

大手クリニックが再手術に対応してくれないのは、遠視のレーシックが難しいから。

そういった被害を受けて悩んでいる方は青山先生のところへぜひ行ってほしいです。

近視とちがい、遠視のレーシックは特別だと思うので特にレーシックのスペシャリストに任せるべきだと個人的には思います。もし自分が遠視を治したかったら、東京に住んでいても北海道に住んでいても、岐阜の青山先生のところまで必ず行きます。

手術自体が安いので、交通費や宿泊費を入れても他のクリニックの費用と同じくらいになるのでは。

紹介制度で更に安くなるので、気になるかたはご連絡くださいね^^

 

遠視のレーシックで後戻りしやすい度数はどのくらいですか?

レーシックといえば遠くのものが見えにくい、近視の人の視力矯正をするのが一般的ですよね。

遠視とは近視とは逆で、遠くのものは見えるけど近くは見えないという状態。

老眼と似ていますが、

  • 老眼…水晶体が硬くなり近くを見るときにピントが合わなくなる
  • 遠視…角膜の形状によって、近くを見るときにピントが合わない

という違いがあります。

また、遠視の人は近くを見るときも遠くを見るときもピントが合いにくいため、眼精疲労になりやすいとも言われています。

レーシック手術前の夫は「たくさん寝ないとダメなタイプだから~」と言って、1日に9時間も10時間も寝ていましたが(笑)、レーシックをしてからは8時間くらいになりました。(それでも多い?^^;)

遠視のレーシック手術について聞いてみた

遠視の人がレーシックをする情報があまり見つからなかったので、カウンセリング時に青山先生に直接聞いてみました。

遠視のレーシック手術で後戻りはするのか?

”後戻り”というのは、レーシックを受けたのに見え方がまた元に戻ってしまうという状態。

角膜が柔らかく変形しやすいタイプの人は後戻りをしやすいのですが、そういった人はそもそもレーシックを受けることができません。

レーシック手術前に眼圧測定をおこなうので、角膜が柔らかい人はレーシック手術を断られることになります。

遠視のレーシック手術での後戻りですが、とくに度数によっての後戻りのしやすさがあるようでした。

遠視6(+6D)以上だと後戻りしやすい

具体的には遠視が6以上ある場合には後戻りしやすくなるとのこと。

遠視6以上というのは、コンタクトレンズに書いてある度数が+6.0D(ディオプター)以上の数字であるということです。

近視の人は-で表される度数ですが、遠視の人の場合は+になるのです。

夫の場合は+2.25の遠視でしたので軽度~中度の遠視でした。

事前検査での角膜の状態や硬さ、厚みに問題がなかったので手術をすることができました。

遠視の場合は多めに角膜を削る

そして青山先生は、遠視のレーシックでは後戻りしにくいよう角膜を少しだけ多めに削るのだそうです。

これは技術的な問題で、きっと今までの経験を元にそうされているのだと思います。

少しわかりづらいのですが、遠視の人の角膜を多めに削るということは”近視寄り”にするということ。

例えば、今まで視力が1.5あった人でも”近視寄り”にすることによって1.0になってしまうようなものです。

度数でいうと正視ではなく、あえて‐0.25か‐0.5にするということです。

「今までよりも視力が悪くなるのにレーシックをするなんて…」と思うかもしれませんが、夫の場合は調節性内斜視という病気の改善が一番の目的でした。内斜視での悩みは当人にしかわからないほど大きなものだったようで、遠くの視力が今よりも少し落ちることを説明されても全く気にしていませんでした。

こちらに動画を載せていますが、実際レーシック後には内斜視の症状はかなり改善されましたし、術後には「今までより遠くが見えないな~」と言っていましたがそれも初めの1ヵ月だけ。

それ以降は今の見え方に慣れてしまいましたし、遠くが見えなくなったとはいえ視力は1.2と1.5出ています。(前はどれだけ見えていたんだ…)

遠視のレーシックでは機械の設定が絶妙

角膜を削るのは、エキシマレーザーという機械でおこなわれますが、この機械の設定がとっても重要です。

細かーく微調整しながら、ひとりひとりに合った設定をしていくということを知り、ただ単に「最新のレーザー機があるクリニックが一番いい!」とはならないんだな~と心底思いました。

遠視のレーシックでは角膜を少し多めに角膜を削っておく、という技術も、青山先生の今までの膨大なレーシック経験を持ってのことでしょう。もし他のクリニックで”正視”の見え方にして、のちのち後戻りしていたら…と思うとちょっと怖いです^^;(でも夫は角膜がけっこう厚かったので、見え方に不都合があれば再手術も可能だと事前に言われていました!)

遠視の方は特に、手術内容(どれくらい角膜を削ってどれくらいの見え方にしていくのか、再手術は可能なのか)をじっくり医師と相談してからレーシックを受けるようにしてくださいね^^

 

レーシックをすると老眼になりやすい(早まる)のですか?

私がレーシックをする前、ネットでいろいろと情報収集をしていると、レーシックをすることによって

  • 老眼が早まる
  • 老眼になりやすくなる

という情報をみかけました。

老眼が早まるというリスクは本当にあるのか、もしあるのならどれくらい早まるのか、レーシック前に疑問に思ったので青山先生に直接聞いてみました。

レーシックをすると老眼になりやすい(早まる)ということはない

結論から言うと、先生の答えは「ノー」でした。

つまり、レーシック手術を受けることによって老眼になる確率が高くなったり、老眼になるのが早まるということはないそうです。

老眼の原因は「水晶体が硬くなる」こと。

そのため、角膜を削って視力矯正をおこなうレーシックとは全く別の部分で起きる現象ということです。

レーシック手術をする前は中度の近視(視力0.1)であった私は、今後老眼になる可能性も高いと思われます。

そういえば母は、普段はコンタクトやメガネを付けないのに本を読むときだけメガネをかけてるという、典型的な老眼でした。

しかも思い出してみると、結構早い段階(たぶん40歳くらいから)メガネをかけていた記憶があるので私は老眼になるのが早い体質なのかもしれません。

今後老眼になることも考え、老眼について少し調べてみました。

老眼とは

水晶体(目の中のレンズ)は元々透明で弾力性の高い組織です。しかし、加齢変化により、だんだん「硬く」なり、「濁り」が生じてきます。水晶体が硬化すると、遠くから近くへのピントの位置の調節ができなくなります。これが老視(いわゆる老眼)です。

引用元:診療科紹介<眼科-白内障手術について>

水晶体は目の奥にあり、物を見るときにグニャっと変形してピントを合わせてくれているものです。

若いころは弾力のある水晶体が、年齢とともに硬くなってしまいます。

水晶体

すると、

  • 物を見るときにピントを合わせてくれていたものがなくなる⇒
  • 今まで見えていたもの(近く)が見えなくなる(ぼやける)⇒
  • 老眼鏡をかけてピントを合わせる

ということになってきます。

上の画像を見ても、水晶体と角膜はまったくの別物だということがわかりますよね。

「ピントを合わせるために重要なもの」という点では同じですが、角膜と、グニャっと変形する水晶体とでは全く違うものだということが理解できます。

(それでも最近では寝ているときにコンタクトレンズをつけて角膜の形を変えていくオルソケラトロジーという治療法もあるそうです。

青山先生のところ(柳津あおやま眼科クリニック)ではオルソケラトロジーでの視力矯正もおこなっているみたいなので気になる方は相談してみるといいと思います。)

老眼になる年齢は何歳から?

私が気になったのが一体いつから老眼になるのか、ということ。

もちろん個人差はあるでしょうが、一般的な年齢としては45歳ごろからのようでした。

 

45歳前後からレンズが硬く なり遠くにあわせた状態では近くが見え ないことが徐々に始まります。これは誰 にでも起こる事です。名前がよくないた め特に女性には不評ですが、この状態を 老眼と言います。老眼は徐々に進行し 55 歳ぐらいでほぼ固まります。

引用元:白内障手術と多焦点眼内レンズ – 東京労災病院

 

私は現在30歳なので、あと15年ほどしたら老眼が出てくるということですね。

レーシックをして、せっかく近くも遠くもよく見えるようになったのに、老眼でそれがなくなってしまうのかと思うと悲しいです^^;

できれば20歳とか、もっと早くにレーシックを受けておけば良かったな~。

老眼が少しでも遅れてくるよう、目を大切にして過ごしたいと思います!