岐阜県にある柳津あおやま眼科クリニックにて、夫がレーシック手術を受けました。
手術室の扉にある小窓から手術の様子を見ていた私…
本人よりも私の方がドキドキハラハラ、笑
- レーシック手術って気になるけど、一体どんな手術なの?
- どんな流れで行われるの?
と気になっている方もいると思います。
今回レーシック手術を受けるにあたり、写真の撮影許可もいただけたので写真付きでレーシック手術当日の様子をご紹介したいと思います。
レーシック手術当日
無料の適正検査を受けてから約1週間後、レーシックの手術を受けることになりました。
予約時間は10時でしたが少し早い、9時半に着いてしまったのですがクリニックは営業していたので中に入って受付をすると、すぐに検査へ案内してくれました。
検査(10分)
まずは視能訓練士さんによる検査があります。
オートレフケラトメーターという、機械を覗ききこんで家や気球を見る検査と、Cの向きを当てる言視力検査をおこないます。
その後、少し待ってから青山先生の診察です。
診察(15分)
診察では、レーシック手術で角膜をどれくらい削り、どのような見え方にしていくかの最終決定をおこなっていきます。
事前検査のときにもらっていたワンデーコンタクトレンズの見え方を参考に、
- もっと遠くを見えるようにしたいか
- もっと近くを見えるようにしたいか
を希望があれば伝えます。
今回はいただいていたコンタクトの見え方でちょうど良かったため、そのことを先生に伝えました。
その後は手術後にどのような症状になり、どのくらいで落ち着いてくるのかの説明を受けます。
- 術後すぐには視力が不安定になる
- 特に遠くはぼやけることが多くなる
- 時間が経つと落ち着いてくる
- 遠視を直すので、近くを見るときの疲れが減る
- 視覚神経を切断するため、初めは目が乾く(神経は再生する)
- 神経は約半年で元に戻るが、個人差にもよる
- 手術当日は白くぼんやりして見える
- 一晩寝るとすっきりする
- 初めはヒリヒリ、しょぼしょぼ、しみる感じがする
- 術後4,5時間は目を瞑っておくのがいい
- 手術当日はシャワーのみにし、お風呂にはつからないようにする
- 洗顔洗髪は翌日から
- 翌日から運転は可能だが、危なそうだな、と思えば控える
- 夜間の光は、角膜の乱反射でギラギラ感やにじみがある
- とにかく1、2週間の間は無理をしないように過ごすこと
こうやって箇条書きにすると結構たくさんありますね^^;
青山先生はレーシック界の名医と言われ、今までに50,000件以上の手術をおこなってきたそうなのでこの事前の注意事項はすらすらと言えてしまうのでしょうね。
どんな質問にも適格に、丁寧に答えてくれるのも知識と経験の賜物でしょう。
ここでも気になることや質問などがないか聞かれたので、2,3個質問したと思います。
診察は10~15分ほどで終わり、一度待合室に戻ります。
料金の支払い
待合室で待っていると受付の方が来て、
- レーシック後の注意点などが書かれた紙
- 術後に使うための目薬3種類
- 痛み止めの目薬1種類
- 術後当日中につける保護用メガネ
をもらいます。
料金もここでということで、その場で現金で支払いを済ませ領収書をもらいました。
この時はまだカード決済ができませんでしたが、2週間後に私が受けたときにはカードが使えたのでクレジットカードで支払いました。
(私の時は支払いやメガネの受け取りは受付のデスクでしました。)
手術前の準備
そうしているうちに奥の部屋に呼ばれ、手術の準備をしていきます。
使い捨てだという、薄黄色の不織布のガウンのような手術着と帽子をかぶり、給食室のおばちゃんのようなスタイルになった夫、笑
それからいかにも高そうな高級イスに座り、目薬を3種類さしてもらい15分待機します。
このイスの両サイドは壁になっており、手術が始まるまでリラックスすることができます。
夫「このイスめっちゃいいわ~」
と連呼していました、笑
いよいよ手術が始まる!と思うとドキドキしてきた私。
しかし当の本人の夫は一切緊張していませんでした。
希望をすれば手術室にも入れてもらえるようでしたが、私は子連れだったので外の小窓から見守ることにしました。
▼こんな感じで外から見学することができます。
手術前にはスタッフの方が「寒くないですか?」「お手洗いは大丈夫ですか?」と気にかけてくださいます。
15分後、いよいよ手術室の中に呼ばれました。
手術室へ
靴を脱ぎ、ゴムのスリッパに履き替えて手術室に入っていきます。
この時はまだクリニックが開院してから間もなかったこともあり、5人ものスタッフに囲まれての手術となりました。
夫一人に5人のスタッフ…なんだかVIP対応…。
奥にはフラップを作るための機械(新しく導入したばかりというFS2000)が、手前には角膜を削るエキシマレーザーが置かれています。
奥の機械でフラップを作り終わると、自分で歩いて手前のベッドに横になります。
手術中の夫の感想をまとめるとこんな感じ。
- 点眼麻酔をしてからは眼球をさわられているのが分からなくなった。
- 目を固定するため、機械が上から下りてきて眼球をかなり強く圧迫された
- その痛みのせいか、いつフラップを作っているのかわからなかった
- ベッドを移動するとき、視界がぼやけてはっきりしなかった
- 何度も目を消毒したり、洗浄したりするがそのたびに視界が曇ったりパッと明るくなったりした
- 消毒されるときには視界が黄色くなった
- 洗浄されているときはプールで水中ゴーグルの中に水が入ったような感じだった
- 常に先生が声掛けをしてくれる。「ぼやけますよ~、心配ないですよ~」と言ってくれたので安心できた
- 術中は常にまっすぐ前の光を見るよう集中し続けた
最新の機械を導入したばかりということもあり、設定に時間がかかっていたため手術室を出てきたのは30分後でした。
手術が終わると手術着を脱ぎ、色付きメガネをかけて先ほどの高級ソファーで15分ほど休みます。
その後、先生の診察があり、更に4時間後に診察をしてこの日は終了です。(術後の検診が、翌日か当日か選べたので当日にしました。当日に術後検診をおこなう場合は、一旦クリニックを出て3、4時間後にまた戻ってきて検診をします)
レーシック手術が終わって
レーシック直後は目が真っ赤になった夫。
手術中の痛みはほとんどなかったと話します。
痛みの感じ方は人それぞれですが、夫のように痛みに強いタイプの人だと全く痛くないと感じると思います。
(後日、痛みに弱すぎる私は少し痛いなと感じました。)
今回は遠視を直すためのレーシックだったので、術後すぐに「見える!見えるぞー!」というようなこともありませんでした。(ちょっとつまんない。)
この一連の夫のレーシック手術を見て、そして感想を聞いて私が思ったこと。
それは、「私も受けたい!」ということでした。
すこぶる痛みに弱く、出産の時もてんやわんやだった私がそう思いました。
「レーシックって悪い噂や怖い話もネットにはたくさんあるけど、実際におこなっているのはこんな手術なんだ。」
「ものの5~10分ほどレーザーを当てるだけで終わっちゃう簡単な手術なんだ。」
「これなら私にもできそう。」
「近視の私がレーシックをしたら、術後に広がる視界はどんなだろう?」
そう思いました。
結局その日のうちに私の術前検査予約をして帰り、今はレーシックをして快適な毎日を送っています。
もし今レーシックをしようか悩んでいて、でもネットの噂に怖がっているなら、一度病院に行ってみるといいと思います。
実際に手術の様子を見学させてくれる病院もあるかもしれません。
実際に先生と話してみることで、安心感が出てくるかもしれません。
夫や私はレーシックをして本当に人生が変わったし、この手術で失敗することってあるのかな?と思えるほど簡単な手術だったように思えて仕方がないのです。
ネットの情報ばかりでなく、近くにレーシックをした人がいるなら話を聞いてみるのも手です。
ネットにはなぜか悪い噂ばかりが目立ちます。
もし私で良ければ、手術内容や気になることなどなんでも聞いてくださいね!
問い合わせフォームからお待ちしています!