はじめに
私の夫(30歳)は生まれたときから”内斜視”という目の病気を持っています。
最近では芸能人の西内まりやさんなど、可愛い方の内斜視も多いためか「内斜視 かわいい」などと検索されることも多いこの病気。
内斜視の人は「幼く見えてかわいい」「若くみえる」などと言われていますが、本人たちからしたら内斜視は嬉しいものではなく、できるものなら治したい症状なのです。
幼児期の斜視には”疑斜視”という一過性のものもあり、小さな子供に内斜視の症状が多くみられることから
内斜視=幼児
というイメージがあり、そこから「若く見える」と思う人が多いのかもしれません。
幼児に多い擬斜視は成長するにつれて自然に治っていくものですが、夫はそうではありませんでした。
そのため、物心が付いたころからは分厚いメガネをかける生活をしていました。
小さな頃から総合病院の眼科に通っていたそうです。
そういえば学年に1人か2人、分厚いメガネをかけていた子がいたけど内斜視だったんだなぁ、と今になって思います。
内斜視にはいくつか種類があるのですが、夫は”調節性内斜視”というものでした。
これは遠視が原因で起こる内斜視で、メガネやコンタクトレンズを付けることで見え方が矯正され、裸眼に比べて多少眼位(目の位置)が正常になります。
- 裸眼 → 内斜視
- コンタクトレンズ → 正常な眼位に近づく
- メガネ → コンタクトレンズより更に正常な眼位に近づく
このように夫の場合はコンタクトレンズやメガネをかけることで眼位を矯正していました。
裸眼でも生活には支障がないほどの視力があるにも関わらず、外出する時にはいつもメガネやコンタクトをして出かけていました。
レーシック手術前、裸眼での視力は1.2、1.5。
レーシック手術では普通、近視によって遠くのものが見えずらい人がおこなうもの。
裸眼での視力がこれだけ出ている人には必要のない手術と思われるかもしれません。
しかし、夫は内斜視を治す(改善する)ためにレーシック手術を受けました。
結果はとても良好で、手術を受けた翌日からはすでに眼位の改善が見られました。
内斜視の中でも調節性内斜視の人は思っているよりも多く、夫と同じような悩みを持っている人もいるのではないかと思いサイトを立ち上げました。
調節性内斜視で、眼位を矯正するためにコンタクトレンズやメガネをかけている。
他人の前で裸眼になれない。
コンタクトレンズやメガネをかけるのがわずらわしい。
そんな風に思っている方はレーシック手術を検討してみてください。
レーシック手術は目の角膜を削る手術です。
怖い、と思う人も多いと思います。
このサイトではそんな方が少しでもそんな不安を解消できるよう、夫や私(私も乱視ありの近視でしたが、夫のレーシック手術を見てから自分も受けました)のレーシック手術体験談などをできるだけ詳しく書いていこうと思います。
調節性内斜視で悩んでいる方、レーシック手術を受けようか悩んでいる方がぜひ参考にしてください。